2009年5月29日金曜日

五重の研修はかなりアカデミックな内容で身が締まりました

5/28(木)


朝 休み


昼 研修会


夕 ひたすら研修会・・・


 15時から始まった研修会は途中10分のトイレ休憩を挟んで20時まで続きました。終了時刻を聞いていなかったので、これはちょっと誤算でした・・・。内容は、我が浄土宗の伝法行事である「五重」の最初の「初重」。講師は大正大学の学者さんなのでかなりマニアックな講義でしたが、僕はわりとこういうアカデミックなお話は好きな方なので、かなり聞き入ってしまいました。


 「初重」では『往生記』という書の講釈から始まるのですが、この書、どうやら法然上人の書かれたものではないらしいというのが通説でして、それなのにどうして七祖様(浄土宗鎮西派(知恩院派が本山)の7代目の方で、五重伝法を確立されました)がこの書を選んでらっしゃるのか、とか、そもそも『往生記』っていうタイトルの本は現存していないので(もともとから無いのか、消失したのか)どうたらこうたら、とか、まあ近年このようなアカデミックなお話を聞かせてもらえる機会がなかったので、貴重な5時間になりました。それにしても、宗教を「学ぶ」というのは、「信仰」とはベクトルが違っていて、客観的に我が宗のことを考えるきっかけにもなるんですね。いい勉強になりました。


5/29(金)


朝 月参り1件


昼 ジム


夕 通夜


 まとまった時間がなかなかとれず、結局今週のジムは今日だけになりそうです。週に2日は行きたいのですが、なかなか思い通りには進まないのが日常です。夕方に通夜も入ったので(住職は名古屋に出張中)帰る時間も考えながらのトレーニングでした。


 通夜ではだいたいお話しする内容は決めてあります。詳しくはまた次の機会にゆずりますが、「夜通しであることの意味」「南無阿弥陀仏の功徳」などをお釈迦さまの故事に倣ってお話し、実際にお念仏を一緒に唱えていただいて終わります。ご家族とご近所さんというような少人数の法要でしたが、皆さんがうなずきながら僕の話を聞いてくださったので満足いたしました。大人数でしたら僕の修業が足りていないので、なかなかこうはいかないんですよね・・・



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