朝 月参り5件
昼 家庭教師(高校生)
夕 部屋でゆったり
朝から月参りをぶっ通し。それぞれの家で様々な交流体験をさせていただき、本当に感謝いたします。中でも印象的だったのは、この4月から中学校に通っている男の子を持つお母さんとのお話で、小さい男の子が身近で育っていくのをご自身の経験として見たことがないので、我が子がどのように育っていくのか不安だという内容でした。僕は独身なので偉そうに言えないですがという前置きはさておき、やっぱり鍵を握るのはお父さんの存在ではないでしょうか、という話をしてみました。学校であったことや進路の相談など、頼れるお父さんの存在は大きいものです。とはいえ、なかなか最初から父親に話しかけにくい年ごろでもありますので、お父さんの方からいろいろ話しかけてみると良いのではないかとアドバイスしてみました。
昼から4時間の家庭教師。中間試験前だから駆け込みで集中講座。英語は単語から構文から動詞の基本的な活用からほとんど復習不足で、こりゃあ赤点だなっていうレベルの女の子でした。やっぱり基礎学力がないと時間をいくらかけても吸収が遅いです。もうちょっと時間があったらなあ。
といいつつ、途中の休憩時間では「人生って何ですか?」「本当にキレイなものってあると思いますか?」というような哲学的な質問をいただき、日ごろ考えていることを高校生に分かりやすく説きました。僕は、自分の持っているいろいろな知識や経験で困っている人を助けてあげられてその人から「ありがとう」と言ってもらうのが何よりも嬉しいんだ、それが僕の人生だ、と回答しました。この思いは銀行員だったころから全く変わっていません。本当にキレイなものというのは難しい概念ですが、僕は「生命」だと回答しました。ただ、純粋な仏教の考え方ではないので、他のお坊さんが見ると怒られるかもしれませんね。
最近の高校生もいろんな悩みがあるんだなあと実感しました。僕が高校生の頃なんてそんな高尚な疑問を抱いたことなんてなかったですからね・・・。でも若いうちからいろいろ悩んで、「回答なんて一つしかないわけではないんだ」という悟りを得ることができれば、こんなことにはならなかったのかもしれませんけど・・・
自殺 30代で過去最多 19歳以下11%増(東京新聞 2009年5月14日 夕刊)
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〇八年の自殺者数は前年に比べ八百四十四人(2・6%)減ったが、十一年連続で三万人を超えている。二十代は三千四百三十八人(3・9%増)、十九歳以下は六百十一人(11・5%増)で、若年層の増加が目立つ。 遺書や関係者の話などから、原因・動機が判明したのは二万三千四百九十人(72・8%)。複数の原因・動機がある場合は三つまで計上している。最も多かったのが「うつ病」で六千四百九十人。次いで「身体の病気」五千百二十八人、「多重債務」一千七百三十三人と続く。「就業失敗」や「失業」「生活苦」が増えており、景気悪化が影響していることをうかがわせる。
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