2009年6月12日金曜日

地味な情報収集は実を結ぶか?

6/11(木)


朝:月参り4件 − 昼:ペンディング処理 − 夕:部屋でゆったり


 このところ忙しくて後回しにしていたタスク(「仕事」とは言えないぐらいのささいなこと)に一気にとりかかりました。主にネット情報を読み込んで分析し、「これは!」と思う意見はストックしておくという地味な作業のことです。ネット情報に求められるのは、速報性と独創性、共振性であり、内容の細かな部分の正確さは二の次です(捏造は問題外ですが)。翌日の新聞で記事を読むという段階ではもう既にその情報は陳腐化しています。また大手メディアは政府や財界の圧力で偏向したり、伝えなかったりしたりすることがあるのが宿命です。そんな情報をいくら読み込んでも共振できるような意見は生まれません(公開情報を読み込むのはインテリジェンスの「いろはのい」であることは理解していますが、僕はインテリジェンス能力を必要とする職業には就いていません)。やはりネット情報は欠かせないわけです。


 どうしてこんなことを続けているのか?と言いますと、結論から言うと、自分の意見・人生の軸となるものを築きあげていくためです。政府など他人によって正しいとされた情報だけで人生を生ききるのは危険です。戦前の例が一番わかりやすいでしょう。清濁いろんな情報に触れて、その真贋や善悪を断じ、「見る目」を養っていくのです。時には手痛い失敗もします。でも失敗からも学べるのです。こうやって自分の人生哲学を磨き上げていくわけです。


 えらそうなことを書いてきましたが、要するに自分の頭で考えて行動するというのが僕が考える「日本男児」の姿なワケでして、そういう姿に一歩でも二歩でも近づきたいなあと思った次第であります。



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