2009年6月10日水曜日

お布施が非課税であるとした法精神を今一度学ばねばなりません

6/9(火)


朝:月参り2件 − 昼:ジム − 夕:デート


 水木金と外出予定が入っていてジムに行けそうにないので、やや時間的に余裕がなかったのですが強行しました。筋トレは通常通りでランニングは30分に。後のサウナも飛ばして急いで出てきたらちょうどいい時間に。前々回ぐらいからちょっと重めの負荷にして筋トレをしてきたせいか、右腕の筋に鈍痛が走っています。ちょっと無理しすぎかなあ。


 ある宗教法人がラブホテルを経営していて国税が入りました。


ホテル経営の宗教法人、14億円の所得隠し 国税局指摘 (NIKKEI WEB)


 ラブホテルってのはいくらなんでもやりすぎですが、似たような例はおそらく全国にゴマンとあることでしょう。去年あたりから週刊ダイヤモンドなどで特集が組まれてましたし(主に「お布施」の特集でしたが)いずれメディアで騒がれるような問題になるだろうなという予測はしていました。宗教法人格が売買されていることが一番の問題点だと思われますが、反社会勢力(つまり暴力団とかのややこしい人たちですね)が跋扈していて、一定のお金が政治家などに流れていますから、なかなか地方の行政当局だけでは解決しません。今回みたいに全国ニュースになって、ようやく世論が動いて、その後押しを得てから一定の解決案が提示されるのでしょう。しかし、個人的にはこの問題の核心と言いますか、本質(そもそも今のご時世に宗教法人への布施が非課税とされるべきや否や)にまで切り込んだ解決案が出されることはないでしょう。大きな新興宗教団体がいくつも政党を作って選挙しようっていう時代ですから、彼らからの圧力がかかれば結局のところうやむやになっちゃうでしょうね。


 思えば、今年になってから漢検やTOEICなどの財団法人、今回の宗教法人など、税制メリットを最大限に享受できる「節税法人」がどうしようもない悪事を働いています。そもそも信仰心の薄い人間が宗教を利用すること自体が罰当たりなんですが、特権の上にあぐらをかいていては足下をすくわれるという良い例です。伝統宗教に帰依する僕たちはこの一連の事件を他山の石として、なぜお布施が非課税なのかという法精神を今一度身に噛みしめて精進せねばいけないと思います。



0 件のコメント:

コメントを投稿